「長寿命化リフォーム」の提案
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第1章 長寿命化リフォームの要素技術 14 3 「見える化」で住まい手にわかりやすい工夫を 耐震と同じように、省エネ・断熱化リフォームを進めようと思っても、省エネや断熱化だけを考えていては、なかなかうまくいきません。 住まいの老朽化、家族構成の変化、新たな住宅の取得など、さまざまな動機によるリフォームをきっかけとして、住まい手に省エネ・断熱化の重要性をしっかりと理解してもらい、耐震などその他の性能向上リフォームと併せて複合的に進めていくことが合理的です。 特に、省エネ・断熱化リフォームは、効果が目に見えるものではないため、一般財団法人建築環境・省エネルギー機構による新築を対象とした「自立住宅型性能評価書」のように、数値で表すことも有効であると考えられます。 当協議会が行った事例調査でも、実際の光熱費をもとに効果を検証したり、現場で測定実験を行ったり、省エネの効果をグラフやチャート化するなど、住まい手に対してできるだけわかりやすく「見える化」を図ろうという工夫が見られました。 また、省エネの快適さを住まい手に理解してもらうために、実際に省エネ・断熱化リフォームを行った住宅や、モデルハウスなどを利用して、実際に体感してもらおうとする取り組みも多くありました。 自立循環型住宅評価書

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